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福井 実緒 院長
フクイ ミオ
MIO FUKUI |
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両国駅前ふくい皮膚科 |
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出身地:兵庫県 |
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趣味:子育て中 |
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好きな本:絵本『はらぺこあおむし』 |
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好きな映画:アポロ13 |
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好きな言葉・座右の銘:信は力なり |
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好きなアーティスト:T-BOLAN |
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好きな観光地:北海道 |
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■畳のある待合室は、子ども達のお気に入りのスペースに |
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私自身、肌のトラブルが多くて、皮膚科によくお世話になっていました。それがちょうど受験の時期に重なっていたことから、ある日、先生におたずねすると、「興味を持って取り組めるし、楽しい仕事だよ」と答えていただきまして、それでこの道を志すようになったのです。
皮膚の病気は、目に見えるもの。治っていく経過が目に見えてわかりるものですから、それはやりがいにつながります。それから、診断から治療まで、1人で完結できる稀な診療科でもあります。すべてにたずさわれることが、皮膚科の魅力なのかもしれませんね。
2017年に『両国駅前ふくい皮膚科』を開院いたしました。お仕事をされてる方も学生さんも、おじいちゃん、おばあちゃん、どなたでも来やすい医院をコンセプトに、待合室はカウンタースペースを設けたりと、ちょっとした工夫をほどこしています。また、キッズスペースに畳が敷いてあるのは1つの特色ですね。これは設計を担当してくれた姉の発案でもあったのですが、両国の和のイメージに合っていて、個人的にも気に入っています。窓から総武線の電車が見えることもあって、子ども達には好評です。ときどき、「帰らない!」と言って、お母さんを困らせてしまう子供さんもいらっしゃいますけど(笑)。 |
■皮膚のあらゆるお悩みに対応していきたい |
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『両国駅前ふくい皮膚科』では、にきび、じんましん、アトピー、水虫などの一般的な皮膚トラブルを中心に、皮膚・毛・爪に生じるあらゆるトラブルに関して、日常生活をよりよく過ごせるよう、最適な治療をおこなっています。また、巻き爪・陥入爪などの爪のトラブルについては、修練を重ね(VHO式巻き爪矯正法ライセンス取得)、より専門的な治療をおこなっているところです。
今後については、勤務医時代に取り組んでいたレーザ―治療にも取り組んでいきたいと思っています。しみやしわは、多くの人にとって大きな悩みになっていますし、そこに男女による差はありません。同じ場所で美容を含めた様々なニーズに応えていくことは患者さんの利便性を考えても大きなことですし、地域の需要に少しずつ応えていける体制を整えていきたいと思っています。 |
■わかりやすく、その人の心に訴えかける説明を心掛けて |
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簡潔な言葉で、わかりやすく、なおかつ詳しく説明をすることを心掛けています。皮膚の病気は、ご自身でお薬を塗っていただく必要があります。ただ、皆さん、塗るのを忘れてしまったり、あるいは、自己判断で使用を中途されるケースが多いものなんですね。言葉は、通り一遍では伝わらないことがあります。その人を知り、その人の心に訴えかける言葉を選択しながら、病気への理解を深めていただけるように心掛けています。
また、口頭による説明だけではわかりにくいことも確かで、当院では初診の方はとくに、どれくらいの量をどうやって塗るのかということを実際に目の前でお見せするようにしています。それから、パンフレット等による補足も大事なことですね。おうちに帰って見返すことができれば、患者さんも安心ですし、今後はより地域のニーズに応じたオリジナルのパンフレットを作り、お渡ししていければと思っています。 |
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■紫外線治療器によるアトピー性皮膚炎の治療 |
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ナローバンドUVBと呼ばれる紫外線治療器を導入しています。これは難治性のアトピー性皮膚炎や掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)といった病気に有効なものです。掌蹠膿疱症とは、手足に膿疱がたくさんできてしまう疾患で、比較的稀な病気ではあるのですが、学会のサイト等をご覧になり、たずねてこられる方が増えている状況です。ナローバンドUVBは安全性も充分確認がとれている機器で、塗り薬だけでは充分な効果を得られない場合、併用することで症状が改善していきます。
皮膚に限らず、治療にはガイドラインというものがありますが、ガイドライン通りにいかないものも少なくありません。「この病気にはこの治療」といったように杓子定規に対応するのではなく、患者さんの事情や希望されるニーズを考慮し、話し合いながら、その方にとって最適な治療ができるように心掛けています。 |
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■これから受診される患者さんへ |
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さほど大きなにきびではなくても、痕は残るといわれています。にきび痕になってしまうと治療は難しいものになりますし、そうなる前に、早めにご相談ください。当院では、多様な治療を用意するとともに、症状や肌の状態に応じた適切なアドバイスをおこなっています。
ご相談の内容は、はっきり病気とわかるものでなくても構いません。皮膚のことで何かお困りのことがありましたら、気軽に問い合わせていただければと思います。「相談しやすい皮膚科」をモットーに、少しでも皆さんのお役に立っていきたいと考えています。
※上記記事は2017年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。 |
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