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毛塚眼科医院

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毛塚 剛司 院長
インタビュー
毛塚 剛司 院長 ケヅカ タケシ
TAKESHI KEZUKA
毛塚眼科医院
出身地:東京都
趣味・特技:美術鑑賞、骨董品収集(主に根付)、音楽鑑賞
大切な本:河合隼雄著作集
好きな映画:メトロポリス(1927年・独)、ポセイドン・アドベンチャー (1972年・米)、スター・ウォーズ
座右の銘:温故知新
好きな音楽・好きなアーティスト:クラシック、ロック/バッハ、ブラームス、キング・クリムゾン
好きな場所:浅草・向島
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■ようやく地元に帰ってくることができたことが、何よりも幸せ
祖父がこの地に『毛塚眼科医院』を開設したのは昭和16年(1941年)のこと。それを父(毛塚 尚利医師)が継承してから、すでに70年以上が経つことになります。私はその父を追って眼科医の道に進み、このたび(2017年4月)、父のあとを継ぐ形となったのです。
私は小学校、中学校、高校と、大学に入るまではずっと墨田区でした。地元の方とはたいがい顔見知りですので、「あなたの小さい頃を知ってるよ」という話に始まり、まったく診療が進まないということがよくあります(笑)。ただ、これも地域の医院ならではのものですよね。当初考えていたよりも長く掛かることになりましたが、やはり、地元に帰るというのは良いものだと実感しています。

毛塚 剛司 院長 毛塚 剛司 院長

■海を渡り、難治性疾患の克服に取り組んだ日々
勤務医時代、難治性ぶどう膜炎や神経眼科疾患、また、斜視治療や両眼視機能の改善を専門分野としてきました。ご存知の方も多いと思いますが、大学病院には厳しい状況の患者さんが多くいらしています。その中には、どれだけ手を尽くそうとも、残念なことに目が見えなくなっていく患者さんが少なくないのです。現実を知った私は眼の病気のメカニズムを知りたいと考えて大学院に進み、さらには海を渡り、研究に身を費やすことになりました。その留学先のアメリカで生涯の恩師というべき人物に出会い、その方から「眼と免疫」というものを習ってきたのです。
アメリカから帰国後、それまで原因不明で失明してしまった方を「眼と免疫」の観点から見直してみたところ、少なくない数の方に免疫病の傾向があることがわかりました。ぶどう膜炎というのがまさにそれで、免疫の暴走を抑える点滴によって、症状を改善させることが可能になったのです。
大学では、そうした新薬の研究や開発、あるいは厚生労働省との連携を主たる仕事として取り組んできました。それらの仕事にある程度目処がついたことで、長年の夢であった、患者さんのより近くで診察することが実現する運びとなったのです。

■目から全身を診ていく、総合診療科医として
毛塚 剛司 院長目を診れば、全身の悪いところをおおよそ推察することができます。糖尿病や高血圧といった一般によくある病気はその一例です。ただし今現在、それらの病気によって目が悪くなることはあまりありません。と言いますのは、循環器内科や内分泌内科の発展と普及に伴い、病気をコントロールすることが可能になったからなのです。
しかし一方で、そうしたメジャーな病気以外の分野については、まだまだ世間に周知されていない面があります。原因不明とされ、目が痛くなる病気である強膜炎はその1つです。強膜炎はリウマチと深い関連性があります。私は目の症状だけではなく、全身に起こっている現象を診ていきながら、必要に応じてリウマチ科や呼吸器内科等と連携し、治療にあたることをこれまでおこなってきました。
そうした観点から言えば、私は目を中心とした総合診療科医であると言えるでしょう。大学病院とのタイアップはもちろんのこと、今後は地域の先生方と密接に連携し、より患者さんの利便性を考慮した診療を視野に入れていきたいと考えています。

■患者さんのすぐそばで、一生に渡って目の管理をしていきたい
実際のところ、大学病院は非常に忙しい状況が常態となっていて、3分診療という言葉も決して大袈裟ではありませんでした。患者さんの立場からすると、もっとお話をしたいのに、あまりに心細かったことでしょう。それは私にしてみても同様で、今後はできる限り、ゆっくりきちんと向き合ってお話ができると思っています。
こちらでは、ベーシックな眼科医としての診療を主体としながら、プラスアルファを提供していきたいと考えています。たとえば、目から見た生活習慣がそれです。目のいくつかの病気で、タバコが悪い影響を及ぼすことがすでにわかっています。加齢黄斑変性などはそれが顕著で、緑内障もその疑いが濃厚と言われています。そうした生活習慣での注意点をお話ししながら、今だけではなく、2年後、3年後、病気がどのように変化していくかといった予測性を交え、その人の一生に渡る目の管理をしていきたいと思っています。

■これから受診される患者さんへ
大学では目と全身の関連ということにずっと従事してきましたので、そうした観点からのアドバイスを差し上げながら、皆さんが病気に気づく手助けをしていきたいと思っています。父の仕事を継承し、より発展させていきながら、地域の皆さんと一緒に寄り添っていけるような医院を目指してまいります。

※上記記事は2017年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

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