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なりひら橋クリニック

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永井 國雄 院長
インタビュー
永井 國雄 院長 ナガイ クニオ
KUNIO NAGAI
なりひら橋クリニック
生年月日:1947年6月7日
出身地:東京都
血液型:O型
趣味・特技:ゴルフ、愛犬とのひととき
好きな本・愛読書:日経新聞、歴史書
好きな映画:話題になった映画
好きな言葉・座右の銘:素敵な出会い、一期一会
好きな音楽・アーティスト:60年代音楽、井上陽水、中島みゆき、さだまさし
好きな場所・観光地:空気が美味しい所(金沢、ヨーロッパなど)
■院長がこのお仕事を志したきっかけをお聞かせ下さい。
私の高校時代は理工学部が華やかな時代だったので、私自身も理工系の大学に素直に進みまして、卒業後は関西の会社の研究所に勤めていました。転機は29歳の時です。高校時代に医学という道を考えていたのですが、当時は医学部に進む人が周りにいなかったんですよね。それで理工学部に進んだものの、10年後に人生の再設計と言いますか、やり直したい気持ちになりまして、医学部に入り直したんです。35歳で金沢大学の内科医局の高血圧、糖尿病の研究室に入りました。
この時の経験は今でも財産です。高血圧・糖尿病の研究室でたくさんの素敵な患者さんや、素晴らしい先生にお会いすることができましたからね。毎年、金沢に行って昔の仲間と会い、ゴルフをして帰ってくるのが定例なんです(笑)。昔の患者さんからは今でもお手紙がまいります。本当に金沢で良い出会いに恵まれたと思っています。

永井 國雄 院長 永井 國雄 院長

■「なりひら橋クリニック」開業の経緯を教えて下さい。
開業したのは平成4年です。私の兄が接骨院の仕事をしていまして、たくさんの柔道整復師を抱えていたんです。その兄に「柔整師たちに色々な指導をして欲しい、この土地に戻ってくれ」と頼まれまして、生まれ育った墨田区へ戻ってきました。
「なりひら橋クリニック」を開業してからは自分の専門でもある内科診療を行いつつ、接骨院でも柔整師たちの指導も並行して行っていました。今でも院内にはリハビリの部屋があり、兄の接骨院の柔道整復師たちが手伝いに来てくれるんですよ。整形外科で診断がついていて、なおかつ、もう少しリハビリをしたいという患者さんはうちに治療の一環で来て下さっていますが、柔整師がいることでクリニックの患者さんも喜んでくれています。

■「なりひら橋クリニック」のコンセプトや特長を教えて下さい。
永井 國雄 院長私自身、「医療というのはサービス業の一つである」と考えています。ですから、受付やスタッフにも「患者さんにはいつも笑顔で接して、よく話を聞いてあげてくれ」と言っているんです。私自身も患者さんからじっくりと話を聞きながら診断に結びつく情報を引き出しています。患者さんと同じ目線で、決して患者さんを上から見ないということをモットーとしております。
特長を挙げると、高血圧・糖尿病を専門的に診療できる医院です。また、高血圧・糖尿病の研究をしていた時代に、サブスペシャリティ(二番目の専門)として消化器の研究室にもお世話になっていました。消化器の勉強を色々とさせて頂きましたし、当院開業前にいた横浜の病院では消化器を中心に診ていました。開業当時は内視鏡の部屋を設け、消化器全般を診ていたんですよ。だんだん高血圧・糖尿病の患者さんが増えていらっしゃいましたので、今では上部の消化器官(胃、食道)に特化しています。

■院長が診療の際に心がけていることはなんでしょうか?
地域の先生方と多く接触して、どの先生がどんな専門を持っているか、どんな病院にどんな特長があるかを把握し、「自分ができないことをすぐに良い先生、良い病院に紹介するか」をキーワードにしています。正直、墨田区内でもかなり紹介状を書いている診療所だと思いますよ(笑)。ですから、患者さんも「先生の専門外かもしれないけど・・・」と、様々な症状で来られます。お話を聞いたうえで、私の専門ではないと思えば、「患者さんに合った先生は誰かな」、「入院ならどこの病院が良いかな」と、より良い先生、病院をご紹介するように心がけています。
各先生の特長を知っているからこそ、患者さんそれぞれに合った先生をご紹介できるんです。よくいうと医療カウンセラー的な役割かな(笑)、「あそこに行けば紹介してもらえる」と患者さんも安心して来てくれるんですよ。

■最後に地域の皆様にメッセージをお願い致します。
患者さんに伝えたいことは、「できるだけ敷居を低く考えて、何でもいいから近くの先生やクリニックに行ってみて下さい」ということですね。クリニックのスタッフや先生との相性もあるでしょうが、何でも相談してみましょう。その中で病気の早期発見や予防に役立てられることがあるでしょうし、何でも話せるかかりつけの医院を見つけるきっかけになると思います。皆さんにいつでも相談できるかかりつけの医院を見つけて欲しいんです。どこの先生も、患者さんと病院の敷居を取り除いていきたいと思っているはずだから、とにかく相談してみて下さい。

※上記記事は2012.7に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。


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