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村上 哲也 院長
ムラカミ テツヤ
TETSUYA MURAKAMI |
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つなぐ手治療院 |
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出身地:千葉県 |
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趣味・特技:お酒(日本酒)、ドライブ、旅行、海外ドラマ鑑賞/書道(実家が書道教室でした)、雑学、グルメ(墨田区のお店は全ておまかせを)、占い |
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好きなドラマ:ホラー、サスペンス |
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好きな音楽:「良い曲と感じたらジャンルを問わず」 |
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好きな観光地:飛騨高山 |
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座右の銘:有言実行 |
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■自らの体験を通じてたどり着いた道 |
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学生時代は陸上をしていたのですが、何回も繰り返し故障を経験し、整骨院に通っていました。そこで「こういう仕事があるんだ」と思ったことが、はじめの1つのきっかけです。
しかしこの道を志す上で最も大きかった出来事は、20代の前半にストレスの病気になってしまったことです。急に呼吸ができなくなったり、夜眠ることができないなど、人前に出ることもままならない状態に陥ってしまいました。それまで何の兆候もなく突然の事で、完全に克服するまで実に3年もかかかりましたが、その3年の間に様々な人と出会えた経験が、今に繋がることとなりました。その様な病気で苦しんでいた時期に「やりもしないで決めつけるのではなく、まずはやってみたらどう? そこから可能性が広がると思うよ。」というような話を聞けたことが、まさに転機となりました。将来の仕事として“治療院”というものをおぼろげながら頭に描いていたことから、「このままではいけない。」と思い、それまでの自分と決別することにしたのです。
将来治療院をしようと決めた為、会話を上手くならなければと思い、飛び込みの営業というまったく未知の世界の仕事を経験しました。整骨院で働く前の限られた期間でしたが、そのことが、後にこうして自分の治療院を持つようになってからも、本当に役立っていると実感しています。
治療院や整骨院は数多くありますが、心の辛さをきちんと理解して本気で治療してくれるところはほとんどありません。
私と同じようにストレス性の病で苦しむ方を何とかしたいと、自立神経の治療にも取り組んできました。病院に行っても原因が分からない症例を何とかしてあげたい、わらにもすがる思いの方に寄り添った治療院にしたいと、勤務していた頃は給料のほぼすべてをセミナーや勉強会に費やしました。2015年5月に『つなぐ手治療院』を当地に開院することができたのも、当時の勉強がようやく形になったということと思っています。 |
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■心身両面からの健康をあなたに |
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「初めて治療院に来た」という方はほぼいらっしゃいません。来院される方の大半は、「どこに行っても治らなかった……」「やっとここにたどり着きました」という方が多いです。
また、治療が主目的な方に加え、美容鍼を含む美容コースを目的に来院される女性の方が多くいます。実は私自身、アトピーがあり、肌がとても弱かったということもあり、肌に対してコンプレックスがありました。せっかくエステを受けても、逆に肌荒れを起こしてしまっては元も子もありません。そのため、美容コースで扱う全ての薬品や機器類は、私自身がその効果と安全性を確かめた天然成分の物のみを使用しています。
女性は、肌がキレイになったりすることで、ストレスが大きく緩和します。心が病めば体も悪くなっていきますし、逆も同様です。治療によって身体の痛みを取り除き、美容コースできれいにして心身両面の効果が期待できると確信しています。 |
■後戻りしない、もみ返しがない施術の実現 |
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治療家は、1回の施術で治したいと考えているものです。私が鍼灸の免許をとるに至ったのは、それまでのマッサージやストレッチでなかなか効果の出ないものを治せるようにと考えてのことでした。鍼灸を取り入れたことでその範囲が広がったのは確かでしたが、なお残った問題として、施術を受けたその日は具合が良くなるものの、2、3日するとぶり返してしまうということがありました。一体、その要因はどこにあるのだろう……。試行錯誤を続けるうちにたどり着いたのが、身体は全て連動しているということでした。
ごくごく簡単に申しますと、身体には骨があり、筋肉があり、関節があります。そして筋肉は筋膜という膜で覆われています。整骨院などでマッサージを受けると、“イタ気持ちいい”と感じることがありますよね。刺激があるから効いた気はするのですが、なぜそれで治らないのかと言えば、筋肉だけにアプローチし、筋膜と関節にアプローチをしていないからなのです。それらすべてを1回の施術で診ていくことで、症状がぶり返すことが防げるということになります。
もう1つ重要な要素としてあるのが、ストレスです。楽しいことをしているとき、痛みがあるのを忘れてしまっていることがしばしばあります。これは、ストレスが痛みに関係していることの1つの例と言えるでしょう。そもそも痛みを感じるのは、脳によるものです。逆に言えば、脳をリラックスさせることができれば、治療の効果はより確かなものになるということになります。当院では、交感神経と副交感神経を同時に働かせる施術を施していきます。これにより、あと一歩だったところに手が届くようになったのです。 |
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■本物の技術を裏付ける「見立て力」 |
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私が最も気をつけているのは、「見立て力」です。「見立て力」とは、その人の仕草や雰囲気などから症状を察することであり、ここでは、入られた時の歩き方や座り方、目線に至るまで全てに目を配り、症状を察することができるよう努めています。「今日はどうされましたか?」「ここは痛くないですか?」といらっしゃるたびに尋ねるようでは、施術の効果は期待できないと申し上げてよろしいでしょう。見て、触るだけで状態を把握し、治すべきポイントがわかるのが、プロフェッショナルだと私は思っています。
『つなぐ手治療院』では、本物の技術を皆様に提供していきます。心と身体を瞬時にとかす技術の真髄を、どうぞご体感ください。 |
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■一線を画す治療を自ら体験(記者雑観) |
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インタビュー終了後、村上先生から「施術を受けてみませんか」と勧められました。「百の言葉を尽くすより、ご自身で体感されたほうが理解は早いですよ」ということでしたので、ありがたく甘えさせていただくことに。
仰向けになった途端、まず驚かされました。「血流が悪いですね。タバコは控えられたほうがよろしいかと思います」。私が喫煙者であることは先生に告げていません。「なぜ?」と不思議に思ったところ、先生から告げられたのは「タバコを吸う方には共通の特徴があります。入られた時からそれはわかっていました」ということでした。先生の仰る「見立て力」を肌で実感できた瞬間でした。
時間の都合もあり、施術はごく短時間なものになりましたが、その内容にまた驚かされました。ポンポンポン、パッパッパッパ。先生の手は、私の頭をごくごく軽く触るのみ。「これで変わるものだろうか……」と半信半疑でしたが、立ち上がってみると、呼吸がずいぶんと楽になっていることに気づきました。そして、普段は肩が前に前傾して猫背になっていたものが、意識せずとも背筋がピンと伸びていたのです。
「効果をのその場で実感していただくことが大切です」。身をもって体感したことで、多くの方が先生を頼りにしている理由の一端を垣間見ることができました。
※上記記事は2018.11に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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