|
|
|
|
|
墨田区時間
> 学ぶ
> ワクのび図工室あしすと
|
ワクのび図工室あしすと |
|
|
|
|
|
|
|
|
小菅 悟 代表
コスゲ サトル
SATORU KOSUGE |
|
|
|
ワクのび図工室あしすと |
|
|
|
生年月日:1967年3月19日 |
|
|
|
出身地:茨城県 |
|
|
|
血液型:O型 |
|
|
|
趣味・特技:読書、子供と遊ぶこと |
|
|
|
好きな本・愛読書:マツダミヒロ、子母澤寛 |
|
|
|
好きな映画:ライフ・イズ・ビューティフル、ペイ・フォワード |
|
|
|
好きな言葉・座右の銘:敬天愛人 |
|
|
|
好きな音楽・アーティスト:オールジャンル/福山雅治 |
|
|
|
好きな場所・観光地:山形 |
|
|
|
|
|
|
|
■『図工室アシスト』のオープンまでの経緯についてお聞かせください。 |
|
4人目の子供が産まれてから、私の中で育児への関わりが随分と変わったんです。それまでは仕事が終われば飲みに行き、夜中に帰ってくるような感じで。正直なところ、子供は家内に任せっきりという状態でした(笑)。育児に積極的に携わるようになってから、『NPO法人日本子育てアドバイザー協会』の認定アドバイザー資格を取得しました。様々な本を読んだり多くの方からお話を聞いたりするなかで、「もっと子育てに深く関わっていきたい」と思うようになり、『図工教室アシスト』を開くに至りました。「モノを作る」というツールを通じて、お子さんの健全な成長の手助けをしていきたいと考えています。
※子どもが「やる気になる」魔法の質問認定講師
※保育士免許に挑戦中(2012年7月現在) |
■『図工室アシスト』の概要についてお話しください。 |
|
小学生以下のお子さんを対象として月に4回、週に1回通っていただき、ここでものづくりに取り組んでもらうという形になります。ものづくりの題材は木工細工にペーパークラフト、木の粘土細工といったところで、今後、美大出身の方の協力を得て絵画教室もおこなう予定にです。
私の実家の裏がちょっとした竹薮になってしまして、小さい頃はそこから竹を勝手に切り出してきて、弓矢やソリを作って遊んだものでした。この教室でのものづくりは、私が子供の頃に親しんだ遊びの延長線上にあるもの、と考えていただければいいかもしれません。また、私には福島にその方面の師匠がいまして、その方が作る『奥州 郡山 癒しの福とんぼ』という、やじろべえを題材に使った試みもおこなっています。
教材や材料はこちらで用意させていただき、子供たちはそれを使って自由にものをつくりあげていくという流れになります。最後まで自分の手で作ることの喜びと言いますか、小さな成功体験を積み上げていくことが、自分を好きになることにつながっていけばと考えています。 |
■子供たちを指導の際はどんなことを心掛けていらっしゃいますか? |
|
指導というよりも見守るという感じですね。教え込むというより、子供たちの持っているものを引き出すというのに近いかと思います。
木工細工のひとつで、ボードゲームがあるんです。コルクボードに色を塗り、こちらで下準備まではしておくのですが、そこから先は子供たち自身が考えていきます。ルールはどうするのか?ビー玉を使うのか、それともピンポン球を使うのか。口で吹くのか、ストローを使うのか。全てを与えられて遊ぶのではなくて、子供たちが自分たちで遊びを創造していく。その体験が生きる力になってくれれば良いと思いますし、私たちはそれをアシストしていくだけだと考えています。 |
|
■最近のお子さんをご覧になって何か感じることはございますか? |
|
少し大人の顔色を気にし過ぎているような感じを受けることがあります。誰かによく思われたいというのは、全ての人が持つ感情ですが、とりわけ子供たちはそうした心理が強く働く傾向にあります。子供の問題というよりも、社会全体の問題かもしれませんね。
こちらでの取り組みを通じて自己肯定感の強い子供に育ってもらいたいと考えています。それは我がままや好き勝手を許容するというわけではありません。相手は自分と違うところがある、ということを認めれるようになって、その上で自分は自分で良いんだという気持ちを持ってもらう。自分を好きになるお手伝いが出来ればと思いますね。 |
|
■最後に地域の皆様へメッセージをお願い致します。 |
|
ゆくゆくは『大人の図工』というものも出来ればと考えています。子供たちのみならず、休日はお父さんお母さんが、それからご年配の方もお集りいただけるような場所にしていって、地域の絆をつなくコミュニティーにしていけたら良いですね。
『図工室アシスト』ではものづくりを通じて未来に輝く子供たちの成長の一助となっていきたいと考えています。子供らしく、そして、自分をしっかり持ったお子さんが育つ場所にしていきたいですね。
※上記記事は2012.7に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|