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墨田区時間
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大竹辰郎ダンススクール |
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大竹 辰郎 代表
オオタケ タツロウ
TATSURO OTAKE |
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大竹辰郎ダンススクール |
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出身地:神奈川県 |
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趣味・特技:自転車 |
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好きな本:ファッション誌 |
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好きな映画:グレン・ミラー物語 |
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好きな言葉・座右の銘:己に勝て |
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好きな音楽:ジャズ |
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好きな場所・観光地:両国 |
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■ダンスとの出会いと、これまでの経緯をお聞かせください。 |
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ダンスを始めたのは、直接には私の母親が「ダンスのプロ」だったということになるんでしょうが、1番のきっかけは、大学受験に失敗したことかもしれませんね(笑)。
そもそも私の母の実家の家系というのが"音楽一家"で、私もその流れを受け、子供の頃から様々な楽器をたしなみました。小学生の頃はなんとなく、「将来はミュージシャンになるんだろう」と思っていたくらいなんですよ。それからまた、これは運良くと言うんでしょうか、私はずいぶんと足が速かったんです。高校入学までは私の前を走った人を見たことがないくらいでした。それで、大学受験を失敗した時に頭に浮かんだのが、「母親のやってるダンスって、運動神経と音楽が必要なんだよな…」ということで、そういう安易な理由で(苦笑)、ポンと19歳の時にこの業界に飛び込んだんです。 それからは文字通り、ダンス一筋の生活を送りました。当時のダンス業界というのは、丁稚奉公のようなところがありまして、朝、掃除を終えてスタジオに足を踏み入れたらそのまま終わるまで立ちっぱなし。そういう意味で私に人並みの青春時代はなかったという感じでしょうかね。
その甲斐もあってか、この世界に入って3年目には世界大会で10位に入り、日本選手権では7連覇を達成するという結果を手にしました。現役時代はもっぱらイギリスを活動拠点としていて、競技を引退した今になってようやく、腰を落ち着けて後進の指導を中心とする生活を送っています。
『大竹辰郎ダンススクール』は私が30歳の時にオープンしたものです。私自身は神奈川の生まれになりますが、親は代々東京の人間で江戸っ子なものですから、そのDNAの為せる技なのか、私は非常に下町が好きなんですね。加えて、当時私がスタジオを構えようとした時に全盛時代を迎えていたのが、横綱千代の富士でした。その2つの理由から、自分のスタジオを持つなら両国で、となったんです。 |
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■『大竹辰郎ダンススクール』の概要をご説明ください。 |
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当スタジオには日本全国からプロのダンサーがレッスンを受けに来ています。たまに一般の生徒さんに交じってプロのレッスンをおこなうこともあって、それはまた生徒さんの刺激になっているかもしれません。ま、多少パニックになることもあるんですが(笑)。
生徒さんは下は小学生から上は80歳のご年配の方に到るまで、非常に年齢層が幅広いのが特徴です。といっても小学生の子ども達が習いにくるようになったのはそれほど昔のことではありません。私のパートナー(鈴木孝子さん)がこの地域の児童館にダンスを教えにいったことがきっかけとなり、そこから徐々に子ども達が増えてきたという経緯があります。最近では中高生クラスもスタートしました。今後も若い世代にダンスの楽しさを知ってもらうべく励んでいきたいと考えています。 |
■このスタジオで、ダンスの"何を"伝えたいと思われていますか? |
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今、社交ダンスは競技が盛んになっています。ですので、ダンスを始められと、即、競技会へという流れが主流となっているんです。しかし、競技というのは厳しい勝負の世界でもあり、そこでの結果によって、ダンスを続けていく気力を失われる方が少なくないという現実があります。だからこそ、ここではまず、踊ることの楽しさを皆さんに知っていただきたいと私は思っているんです。
『グレン・ミラー物語』という映画をご存知でしょうか。この作品は1930年代から40年代に流行したスウィング・ジャズの世界が描かれています。劇中にはダンスシーンがたくさん出てくるんですが、当時小学生だった私は、その作品を見ることで、ダンスの持つ魅力を知ることになりました。生徒の皆さんには、そこで私が見た原点とも言うべき、踊ることの楽しさを伝えていきたいと思っています。 |
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■「ストレッチクラス」や「ラテンアメリカンダンスのエクササイズ」といったクラスはどのような方にオススメですか? |
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「ストレッチクラス」は、私たちが現役の頃、ダンスを始める前に必ず取り組んでいたストレッチがベースになっていて、音楽に乗せて身体を伸ばしていくといったものです。これをおこなうことで、怪我の予防や本番のダンスの調子を良くなることにつながっていきますね。
「ラテンアメリカンダンスのエクササイズ」は、ラテンダンスの動きを随所に取り入れた、文字通りの運動エクササイズで、クラスのおよそ半数の方がダイエットを目的として参加されています。それから、社交ダンスはどうしても、「相手がいないと踊れない…」といった要素がつきまとうのですが、このクラスに関しては、相手うんぬんではなく、お1人でも気軽に体を動かしていただけるという特徴があります。両方のクラスともに、ダンスの入り口を大きくしたいという私たちの思いを形にしたものになりますね。 |
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■最後に地域の皆様にメッセージをお願いします。 |
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ダンス教室というのは、ダンスをされたことのない方にとっては、「どんな場所なのか想像がつかない」という部分があるかと思われます。ですので、まずは足を運んでいただき、スタジオの雰囲気というものを知っていただければと思っています。体験や見学は随時承っていますので、少しでも興味をお持ちであれば、お気軽にいらしていただきたいですね。
※上記記事は2014年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。 |
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