親が子どもを虐待してしまう、そんな悲しい現実が増えています。
厚生労働省の調査(2009年度)では1日約120件の児童虐待が全国の児童相談所で対応され、5日に1人の子どもが亡くなっています。
悲惨な事件が報道されるたび、いったいなぜ子どもを助けられなかったのか、我が子を傷つけるような親は鬼だ、といった批判の声も大きくなります。
児童虐待は決して許されない行為ですが、同時にこのようなことが起こる原因、背景をしっかりと理解し、社会の一人ひとりが子どもの命を守るために何ができるのかを考える必要があります。
増え続ける児童虐待の問題を考え、ともに解決の道を探っていきましょう。